カンテラ出身の選手が著しく減少しているバルセロナ

サッカー選手

カンテラは、バルセロナの下部組織であり、多くのトッププレーヤーを輩出してきました。しかし、2018年頃からカンテラ出身の選手がトップチームへと供給される頻度は激減しています。バルセロナのポジションの大半は、外部のチームから招聘された選手に与えられています。
2019年1月、バルセロナがオランダ代表・アヤックスアムステルダム所属のフレンキー・デヨング選手の獲得を発表しました。地元メディアは入団前から盛り上がり、将来有望なデヨング選手について取り上げています。

その一方では、カンテラ出身者がバルサの聖域と称されていたポジションから居なくなるのではないかと、有識者の間で物議を醸しています。バルサでは「ボールプレーを大切にする」という哲学が受け継がれていて、プレーの発信源となる中盤センターは生え抜きの選手が担っていました。しかし、後継者探しが難航し、外部から選手を招集せざるを得ない状況に至っていました。そこで白羽の矢を立てられたのがデヨング選手です。デヨング選手を獲得したことによって、「向こう10年バルサは安泰だろう」と推測されています。しかしながら、金の力で余所から選手を引き抜く行為は、カンテラの存在を否定しているのではないでしょうか。

2019年1月時点、カルレス・アニャとリキ・プッチがカンテラ出身のルーキーとしてバルセロナで活躍の機会を模索しています。成長段階にある彼らは、いくつものハードルを乗り越えなければ、レギュラーとして名前を連ねることは難しいでしょう。

シャビとイニエスタが去ったバルセロナは、選手の顔ぶれだけでなく、プレースタイルも徐々に変化しています。試合中、強靱なフィジカルを持ったプレーヤーが妙技を見せています。
個々の成長、プレースタイルに注目しながら観戦しましょう。